前回USBケーブルについてレビュー書きました。
今回はXLRケーブル編です!


いかがでしょうか。
USBよりもXLRケーブルのほうが音の差が分かりやすいと思います。
リンクに飛んだ方が1発でそのケーブルの音に飛べるので比較しやすいと思います。

検証の詳細
前回のUSBケーブルの比較ではSILVER RUNNING Ultimate GenのA端子側インシュレーターがベストでしたので、そちらを用いての検証になります。
オーディオ構成
私の環境になります。GPC-DC12などは用いず、電源はUSBから供給しています。

前回USBの記事では文章量が多くて読みづらかったような気がしますので、今回は少し簡単にします。

前回の記事はこちら



BELDEN 88760
こちらは6-7年ほど前にプロケーブルで購入しました。 1.5m両方銀メッキノイトリックコネクタです。
音が少し細くなってなめらかで高域も一聴するときれいです。
ただ、金銀と異種金属同士接続するのはよくないというセオリーもあって、それによるものかはわかりませんが、この中では一番高域の抜けは悪い気がします。

Neumann K3×0.2
数年前に3m金メッキをプロケーブルで買ったというものです。それを1ヶ月前にメルカリにて購入しました。
高域の伸びは向上し、中域中高域のなめらかさが向上しました。
低域は少し減ったような印象もありましたが、BELDEN自体が全体的に高域の抜けがそこまでよくなく、低域が太めな傾向にあるようにも感じます。
なめらかな分こちらもどこか物足りなさを感じて音量を上げてしまいがちでした。
MOGAMI2534の海外モデルをヤフオクで落札して気づきましたが、ノイマンのポテンシャルの高さはすごいです。
プロケーブルは「ハンダは市販の普通のものを使えばいい」と言っているので、もし手持ちのハンダで自作したら変わるかもしれない、と思っています。

SILVER RUNNING Ultimate Generation XLR CA
Cardasの高級端子を用いたモデルです。
2mを借りたので、定価で買うと30万くらいしますねw
ポテンシャルは高いのかもしれませんが、低域は太くなるも、その分ローエンドの伸びは感じれず、音の変化の方向性を好きになれませんでした。これは打ち込み系の方が分かりやすいですね。
一方、トランジェントの良さや高域の抜けはさすがでした。
MOGAMIが少し表面的な鳴り方をするのに対し、こちらのケーブルは奥行き感のある表現をしていて、ボーカルのフォーカス感もあります。正直Youtubeの比較も原音で聴くよりいいと思います。


後述
私の感覚としましてはXLRはノイマンやモガミなどのケーブルで十分良いかな、と思います。
ミッドフィールドであれば2mは必要かと思いますし。

ソリッド、クール系の一貫した音質を持ちながらも音楽の良さを引き出すので、高級ケーブル特有の味付け感はあまり感じませんでしたね。いわゆる誤魔化しのオーディオではないかな、と。

私はお金をためて高いケーブルを買うならはんだ付けうまくなって自分で作ります。
KLOTZ MC5000や同じノイマンを自分で作るという小さな夢があるので。

高級ケーブルはモニターよりも録音やサミングなどに使う方がいい印象ですね。
再生環境はあくまで粗探し、録音では味付けや音質で雰囲気作りができたりすると思うので。

これは余談ですが高級マイク、高級ケーブルを使うよりも静かな環境で録音するほうが先ですよ!


以上、MazQでした~
まだSILVER RUNNINGだけで2記事ありますので更新して参ります!