今回もまたオーディオ関係のマニアックな記事になります。
というかキックの作り方とオーディオ記事しか書いてないような・・・w


電源ケーブルに関しては様々な記事を出しています。
危険が伴いますが、手が出しやすい自作オーディオです。
はんだを使わなくていいですからね!

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さて、今回は私MazQがメインに使っているPC-23という線材(ケーブル)と安価で質が良いとマニアに話題?のケーブルを比較します。

家庭のブレーカーからコンセントまで引かれている単線ケーブルです。
あなたの家に使われているかは定かではありませんが、屋内配線として使われている線材になります。
残念ながらオヤイデだと税込み6600円以上買わないと送料が無料にならないので、3芯は諦めてAmazonで2芯を買ってみました。


プラグはお気に入りの電解タフピッチ銅無メッキのジョデリカ(ATL)のプラグ。


若干銅っぽい感じでハイに少し響きが乗りますが、総じてレベルが高いです。
値段も高いので、今はこちらSonar Questのプラグが気になっています。
Weiboもメッキはいまいちらしいですが、無メッキはいいらしいですね。 


そして、真鍮無メッキのこちらとシュルターのIECコネクタ(リンク無し)も良さそうです。


おっと、話がそれてしまいました。
比較に参りましょう。

まず塩田電線PC-23から。

私はこちらのケーブルを基準にしてチューニングしています。アタックは損なわれないし、中域はしっかり描き出してくれるし、低域はごまかさないです。いわゆる家電製品や純正ケーブルに線径、本数が近いケーブルで、味付けがほぼなく解像度が上がるケーブルだと感じています。

ただ欠点としてインパクトがなく、若干中域に寄りがちな印象があることが挙がります。


対して、昭和電線のFケーブルはどうでしょう。

単線特有の押出し感がモノラルの力強さをだし、定位も向上しました。また、時間軸、低域もタイトになったのでステレオ感、グルーヴ感が変わってしまいました。
音の焦点感が変わってしまう反面、聞きたいところがしっかり聞き取れるので、モニタリングには非常におすすめしたいです。どちらかというとミックスのほうがしやすいかもしれませんね。

まだ、ADI-2ProFSRの電源にしか使ってませんが、電源タップのケーブルに使ったりスピーカーの電源に使ったり試してみたいと思います。

ちなみに、エージングですが、通電後すぐに音の変化に気づけます。どちらかというと耳がなれるのに時間がかかるような気もしますが、3日後には安定する印象です。(24/365通電してます)

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押し出しが強い音でかなり音が変わるので、注意ですが、1mあたり300円台で買えるのはかなりお得だと思います。はさみで切ると大変なので工具はちゃんと買ったほうがいいです。
にしてもずっとリファレンスが1つしかなかったので良いケーブルに出会えてよかったです。

住友電線との比較もしてみたいですが、お金がもったいないので現状はする予定ありません。
単線でレンジが狭いのかと思ったらLANケーブルほどそんな印象はない気がしてます。
ただ思ったより中域がきれいなので、線径を変えると強みになっている帯域が変わってより良い音が出せそうな気がします。

ざっくりテキトーにまとめてみました。
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