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MazQのデカい音とウマい飯【DTM】

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December 2018

開発者より詳しい?!ボーカル抽出方法(歌声りっぷ)#アカペラ #Acapella #カラオケ #UtagoeRip

今回私が紹介するのは歌声りっぷ(UtagoeRip)というフリーソフトを用いたボーカル抽出方法です。
エラーの対策、抜けない理由、抽出後の処理について書いています。

screenshot.3

こちらのソフトです。
周波数合成というアルゴリズムを用いることでよりキレイに抜き取ることができます。
ご存知の方も多いと思いますが、細かなTipsや通常では諦めてしまうエラーに対する対策など、
他の記事に載っていないこともあると思うので是非最後までお読みいただけたら、と思います。

このソフトは16BitのWAVファイルのみのサポートで
D&D(ドラッグ・アンド・ドロップ)で持ってくると、
同じフォルダにあるInstrumental、Off Vocalとなっている音源ファイルも自動で認識します。

したがって、インストルメンタル未収録のシングルやアルバムの曲は抜き取れません。
また、MP3などの非可逆圧縮ファイルでも抜き取れませんので必ずWAV、AIFF、FLACなどのCD収録の波形をそのままリッピングしましょう。

目次

対策

たまにあるのがこのエラー『モジュールの読み込み違反』
screenshot.4

波形編集ソフトで前後の波形をカットすることで解決します。
おすすめはAudacityというフリーソフトです。
screenshot.5

波形カットの仕方にはコツがあります。
オーディオデータ終了位置を揃えないことです!
写真のグレー部分がボーカルありとなしで位置が揃っていると歌声りっぷがうまく抜き取ってくれません。
そしてインストルメンタル側の波形を最大まで拡大して、無音部分を全部カットしてしまいましょう。コツは点が平らになり始めた最初の位置から最初の位置まで選択することです。

それでも抜き出すことが出来ない時は初めの無音を減らしていき、インストとボーカルありの波形の位置を揃えると抜き取れます。波形の共通している場所で削る必要があるため、根気が必要ですが、間違い探しのような感覚で楽しみましょう。
その場合、時間ずれ補正は手動、0で良いと思います。

最初ボーカル始まる楽曲の対処法

他の部分はきれいなのに、最初の部分だけきれいにボーカルが抜き取れない時はAudacityで無音を挿入し、ボーカルありの曲よりも後にインストが始まるようにするときれいに抜き取れる可能性があります。

また、画像では波形合成になっていますが、周波数合成を選択し、音質優先抽出レベルをMAXにするのがオススメです。
screenshot.7

CD品質でしか抽出できないので、ハイレゾの場合はAudacityで地道にやっていくか、16Bitに変換して歌声りっぷを使うか、のどちらかを選んで抽出する形になります。
詳しい方法は後述します。

また、波形の位置が最初から揃っている場合はAudacity内で上下反転(位相反転)をすればそのままボーカルが抜き出せる場合もあります。
その場合周波数合成ではなく、波形合成になるため、ノイズっぽくなる可能性があります。

二次元アイドル系(ラブライブ!、アイマスなど)を中心にアニソンは結構波形編集だけでもなんとかなることがあります。

ハイレゾ音源での対処法

周波数はCD品質44.1KHz以外にも対応していますが、Bit数は16Bitしか対応していないのでAudacityで16Bitに書き出しましょう。
screenshot.340
手順は以下のようになります。
ファイル⇨Export(書き出し)⇨Export as WAV(WAVEファイルで書き出し)

screenshot.341
ファイルの種類から「WAV (Microsoft) 16 bit PCM 符号あり」を選択します。
これにて完了です。

曲中の特定の一部だけ抜き取れない場合の対処法

screenshot.339
時間ずれ補正の数値をいじると直ることがあります。
基本的には自動で問題ないですが、1小節程度の短いものであれば手動で補正範囲を0にすると対処できます。
また、長い場合は補正範囲を最大の999にすると解決する場合があります。
補正範囲を多くすると書き出しの時間は伸びます。
どちらも実例を経験済みです。
※CDの購入先を辿れてしまうほどマニアックな曲なので詳細は控えます。

キレイに抜き取れない例とその理由

・シンセサイザーの音だけが残ってしまう
例えばfripSideですとblack bulletよりも前の曲はシンセの音が残ってしまいます。
その理由はシンセサイザーの仕組みにあります。
シンセ波形(ノコギリ,サイン,パルス波など)の再生位置が毎回変わるので、
MIDIではなく、オーディオ波形に(InPlace Rendering)してから書き出さないと
音楽制作ソフトのDAWで書き出す時に毎回音が変わってしまいます。
ただ、サンプルプレイバックタイプ、オーディオ波形にしたものを再生する音源だと仕組みが違うのでしっかり打ち消し合います。

・ギターの音が残っている
残念ながらギターをやっていないので不確かですが、DSP(コンピューター制御)で再現するタイプではなく、実機の回路を通すタイプのエフェクトを使うと起こるのだと思います。

・歌が割れている(特にサビに多い)
これはボーカルとインストルメンタルをDAWで別に書き出した後、音圧を上げる処理をする時にまとめて処理をするので、大きい音を圧縮しすぎて起こるクリッピングノイズです。
これは別途DeNoiseという処理をすることで緩和します。それ以外方法がないです。
リミックスしようとしている曲でこの場合に遭遇した事がないので、
自分試したことはありませんがAudacityにも近い機能があるかもしれません。
コレ系の処理は有料ソフトを購入することをオススメします。

・わずかなノイズやオケがところどころ残る。
マスタリングの差で起こるものではないかと想像しています。
特にハードウェア機材を使うと起こるのではないかと思います。

・全体に渡って微量のインストルメンタルが鳴っている
こちらもマスタリングの違いの可能性が高いです。
Audacityでボーカルありとインストルメンタルで共通している箇所の波形を比べてみましょう。
もし、全く同じの部分があれば、あるいは、音量を揃えれば、音楽の前後の波形をカットすることでキレイに抜き取れるかもしれません。

それでもダメなら諦めてiZotope RX7やAdobe Auditionなどを使い、ブラッシュアップしましょう。

・コーラスも消えてしまう
Off vocalと書いてあるものやごく一部のInstrumentalにはコーラスも収録されているものもあります。
この場合は残念ですが、当然コーラスも消えてしまうでしょう。。。

ちなみにfripSide以外だとElements Gardenプロデュースのシンフォギアの曲はキレイに抜き取れなかったです。
あと、僕が好きなI've Soundの曲はほぼキレイに抜き取れます。リーダーの高瀬一矢さんがエンジニア監修してるみたいです。

抜き取った後の処理

・リバーブの除去
リバーブが好みじゃない場合はツールを使って取り除きます。
これもフリーソフトだと限界がありますが、SoundEngineなどを一度試してみるといいかもしれません。自分は使ったことないですが。
Adobe Audition、iZotope RX7、Zynaptiq UNVEILなどが有料ソフトだとあります。
ACCUSONUS ERAシリーズが最近だと少し話題???

・低音のカット
必要のない帯域はローカット(ハイパス)フィルターを使ってカットします。
男性なら80-180Hzあたり、女性なら180-240Hzあたりで違和感ないところでカットします。
リミックスで他のオケに混ぜるなら多めにカットしてもわからないです。その場合はもとに戻せない状態にするのはやめましょう。

・超高音のカット
ディザリングノイズ(Bit数を下げる時に発生するノイズをごまかすためのノイズ)などにより高周波にノイズが乗っています。
それをカットする作業です。
ただ、ボーカルの抜けの部分も消えてしまうのであまりオススメはしません。

・無音部分をカット
全くノイズがない曲はないので、声がなくなったらそこは削ってしまうのがオススメです。
また、声の残響が突然消えるのもおかしいのでフェードアウト、フェードインも駆使するといいです。
フリーソフトのStudioOne Primeはその作業にかなりオススメです。

総評

波形の前後カット、音量合わせ、波形の位置合わせの方法を頭の片隅において頂いて、ボーカル抽出をしていただけたらなぁと思います。全シングルにインストルメンタルが入ってて、きれいにボーカルが抜き出せるようになってほしいというのが願望ですが、なかなかそうはいかないですからね。有料ソフトでiZotope RXシリーズなどがそういう場合は役に立ちます。





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20220124_190518

以上
MazQでした〜!



次回もお楽しみに!

Wavesは買わないほうがいい話(プラグインの使用例とオススメあり)

waves
この記事はWaves
に対する僕の考えです。

Wavesは最初のつなぎでしかなくて、作曲を続けていくと出番が減っていくという意味をこめております。(長期的に見たら買わないほうがいいということです)

音もイマイチですが、何より画面が小さすぎる!!!!

自分もミックス用のプラグインとしてWavesを個別に買ったり、Platinumを買ったりしていました。
しかし、PCを新しくしてから全くインストールしておりません

本当はデータが消えてしまったため、ライセンスの関連が面倒であるという理由でインストールしていないのもありますが・・・

当時私はリミッターのバラエティを増やしたかったのでPlatinumのセールに飛び込みました。

しかし、多数のプラグインがバンドルされる中、実際に使っていたのはRenaissance(以下ルネ)シリーズとその他ベースエンハンサー、リミッターを少しだけでした。

「中途半端に買うなら最初からHorizon行っておけ!!(アプデ高いぞ)」と過去の自分に言いたいです。
それに加えて単体で買うなら他のデベロッパーで探したほうがいいぞ!というのも言いたいですね。

では、お待ちかね?!
買った当時に自分が使っていたプラグイン載せますね。

Renaissance AXX
音を立たせたい時に使います。
ギターだけでなく、シンセやスネア、ドラム系などにも使えます。

C1 Compressor
StudioOneの拡張FXチェーンでC1のモノラルをインサートし、低音のモノラル化

Renaissance EQ
アナログモデリング系の効きに合わせてバランス調整するためのルネEQです
Q10などと違ってブーストもカットもどっちもいけます。
(狭いQでのピークカットにはあまり向いてません)
音が丸くなるのが好みだったんですが、奥行き感が乏しくなる感じがします。
何より画面が小さいので操作が疲れます。←ココ重要

Renaissance Compressor
アタック部分を持ち上げてキックを仕上げるのに使っていました。
アタック最短、リリース20msくらい、スレッショルド-9dbくらい、レシオ0.98:1くらいと
コンプレッサーの逆の動作をさせアタックを持ち上げていました。
しかし、現在はアタック部分にサンプルを2つ重ねる手法をとっていて、全く使わなくなりました。
(後日詳細を載せる予定です。)

Renaissance Bass & MaxxBass
ベースの低音を持ち上げるのに使ってました。キックにはMaxxの方を使います。
ベースのキーが同じの時はルネの方を使ってました。
また、設定によって低音がなくなるので、フィルターでローを削り、別途サブベースに歪ませたサイン波を入れて使うこともありました。
MeldaのMBassadorや他にも歪み系のプラグインはたくさんあり、他のプラグインのほうが歪み方が良かったりします。
また、慣れてくると低音をモノラルにしたくなるので、ベース音でも複数重ねることが当たり前になってきます。そうなると出番がますます減ってしまいます。

L2(リミッター)
バスやキックで波形を揃えたい時に使っていましたが、マスタリング用なのもあり、ディザーを外すのが億劫でした。そして今はもっと良いプラグインがたくさんあるので使っていません。
リミッターをかけると音の抜けが悪くなるので前に出るものや、味付けが濃い目の個性を出すプラグインを使うほうがおすすめです。
DOTEC-AUDIODeeMaxがかなりいい感じですよ。


アナログモデリングはいいと思いますよ!
こんなのがあります。

JJP Signature
こちらは唯一所有しております。
音が変わりすぎるしDry/Wetミックスがないので使わなくなりました。

CLA Signature
使ったことはないけど、ノブを触るといい感じになるっぽいです。

CLA Classic Compressor
Horizonに入ってるのであまりこのバンドルで買うのはおすすめしないです。
50ドルくらいで最安があったのでそれくらいの時なら買い(かも)
ちなみにDJ/ProducerのHusmanはボーカルトラックを中心に毎回CLA-2Aを使っています。

SSL 4000 Collection
最上位のMercuryにも入ってない
以前100ドルの時があった
動画で聴いた時は結構良かった
自分は買わない

Abby Road Collection
結構CPU負荷かかるらしい
なくても全然なんとかなる
他にもいいプラグインたくさんある←何回目?

API Collection
これはセールが来た時に買おうかとちょっと考えてたりします。
API系の中では一番好みでした。派手に効きます。
Twitter見ていると買っている人からの評価も高いみたいです。

こちらのリンクから買うと10%OFFで買えるらしいです!

ご意見や質問などはツイッターで受け付けております!


Sonarworks SoundID Reference 4 レビュー(19’.03.04修正済)


今年のブラックフライデーでSonarworks Refernce4を買いました!
半額で2万ちょいくらいでマイク付きです。

他のブログでは褒められてばかりだったので悪い点も言いたい!というのが実は自分がブログを始めた理由でもあります。

まず最初は

箱の作りからワクワクさせるのがうまいな~と感じました。これは写真では伝わらないのであえて載せません。(自分じゃうまく伝えられる気がしないだけ←)

まず起動して、ゲインの確認をするのですが、これがなかなか認識くれず戸惑いました。
がっつりマイクゲインを上げて下さい。

何度も測定をしましたが、マイクケーブルが短すぎて大変だったので、スピーカー同士の距離の2倍は最低でも確保したほうがいいと思います。

測定が終わり聴いた感想ですが、期待を裏切られました。
これは想定していなかった。

写真を見る通り、補正前の音がひどいことひどいこと。screenshot.1



そして悟りました。慣れとは怖いもので、前の音に慣れすぎて補正された音がモコモコ聞こえて抜けが悪く感じるんです。
当たり前です2KHz付近が下がり、300-800Hzあたりが大きく持ち上がるんですから。
最初は買い物を失敗した!と思いました。

しかし、今はコレなしでは音楽を聞けないくらいです。
一番の理由は疲れないからです。

買ってから気づきましたが、スピーカーは低音高音を伸ばす事が出来、ブーミーにはならずに低音の迫力が増しました。あくまでスピーカーの個性はそのままなのでレンジが広がるかというとちょっと違いますが、比較すると音が明らかに違います。(画像を参照)

screenshot.2



ここまでだとイイコトばかりに思えますが、悪い点もあるので気づいたことを記述していきます。

・サンプリングレートの切り替えについて
4になってSystemwideでパソコンで流れる音がすべて補正されるようになりましたが

・機能するのは44.1KHzでの場合のみ。サンプリングレートの切り替え時が面倒

DAWで作業を始めたり音楽プレイヤーソフトでハイレゾを再生すると設定が変わって使えなくなってしまいます。切り替えるのが面倒です。
(Windowsのサウンド設定で排他制御をオンにしているため、自動でサンプリングレートが変わる)


そのため、常に44.1になるようプレイヤーでは補正をかけています。
DAWの作業では、せっかく96KHzで作業する良さに気づけたのに設定の変更が面倒で44.1KHzでの作業に戻ってしまいました。

(Serumでフェイザーを使った時の音が全く違い、折返しノイズの関係か、耳あたりもよかったので96の方がいいんですけど・・・)
Reference4がない96KHzと比べると、ある44.1の方が作業はしやすいです。
追記:先日は誤った記述をしてしまい、申し訳ありませんでした。
Windowsの場合、タスクトレイのスピーカーアイコンを右クリック→サウンド(S)→再生タブ→スピーカー(Sonarworks Virtual Audio Device)→詳細)でサンプリングレートの設定の変更が可能です。
例えば96KHzで再生したいのに、そのサンプリングレートが表示されない場合は
タスクバー右下△の「隠れているインジケーターを表示します」からsonarworksのアイコンをクリックします。
その後、左クリックですぐ下の画像のような画面が出ます。
そしたらオーディオインターフェイスのボリュームを下げたのち、Play toneをクリックしてみてください。下げないと音量が大きくで驚きます;
これでサンプリングレートの変更ができると思います。
screenshot.10

自分は96KHzで固定するようにソフトの設定をいじってあります。
ちなみに、□になっているのは「スピーカー」の文字を表示出来なかっただけですので、
心配無用です( ー`дー´)キリッ



・RMEのDIGICheckのアナライザーが補正された後の結果を表示してしまう。
YoutubeやSoundCloudを含めたあらゆる音をずっとDIGICheckで確認してきた自分からするとこれは痛い。
作曲中は補正された音で作業をするので特にダイナミクスの確認が出来ずに困りました。
ほんの少しだけ外して最終確認をする形で対処をしています。

(なにか便利なアナライザーがあれば教えて下さい・・・)
ちなみに、今はFluxのPure Analyzerが気になってます。高いなぁ

この曲はReference4を導入して最初から最後まで作業した初作品になります。All The GABBA Has GONE

※電子音のハードコア系の試作なので、苦手な方はお控え下さい。


ちなみにあとでReference4を外して確認したところ、
完成後の音源の周波数特性がかなりフラットに近くて驚きました。



補正せずとも位相変化がある?(追記を御覧ください)

最初に聴いた時、音質傾向そのものが変わったように思いました。
→検証の結果位相変化はございませんでした。
レビューで広がりが出るとあったのでまさか、とは思ってましたが。

モノラルのサイン波1本をアナライザーを通して確認したところ、音量差の補正が入って音が左右どちらかに傾くだけでなく、わずかに歪んでいました。(希望があれば後日画像を用意します)

自分はざっくりミックス・マスタリングをするので良いですが、エンジニアにとってこれは致命的ではないでしょうか?
このようなツールに疑い深いのも頷けます。
追記:ツイッターでご報告をいただきました!
位相変化は再度検証した結果、位相の変化は起きていないようです。
補正をしない状態でソフトウェアのMonoボタンを押しても、シンセサイザーで音を鳴らしてもきっちりモノラルで出力されていました。
勘違いさせて申し訳ございませんでした。




・ヘッドホンの設定はスピーカーほど多くない

低音や高音のレンジをEQ補正する(帯域の拡張)機能はヘッドホンにはついてなかったりします。
ティルトの補正だけになります。

追記:
ツイッターでご意見をいただきました!
文章をこちらで修正してお載せ致します。
ヘッドホンの場合、帯域の拡張と言うよりは、帯域を逆に少し狭める機能があっても良いかも知れません。あるいはドンシャリにするなど。
現状の低域ブースト+チルトよりは弄れて、でもパラメトリックEQよりは少しシンプルで…くらいの塩梅が初心者でも土壺にはまりにくくて良いと思います。(H様)

・Limit Controlsについて



総評


僕は結果として買ってよかったです。
音楽が聞きやすくなったことで制作が楽になりました。
StudioOne以外のDAWではどうなるかわかりませんが、プラグインをインサートすると前回までの設定をそのまま読み込んでくれるのはありがたい機能だな~と思いました。
Systemwideの設定とはリンクしてないのは一長一短あると思いますが、僕はそっちの方が嬉しいです。
要望としては

ローハイだけでなく、自分で周波数カーブを指定できるパラメトリックEQがあるともっといいかもしれません。
あとはSystemwideも96KHzまではサポートしてほしいですね。そしたらもっと楽に作業できそうです。

期待が大きかっただけに補正後最初の音はショックでしたが、徐々に良さに気づいていくと思います。

フラットと元の音のバランスは徐々に変えて慣れて行きましょう!慣れは怖いです;
間違えてヘッドホンの設定のままスピーカーで音を再生するとフラットとはなにかわからなくなりますので注意を。

追記
アレンジ終盤になるとプラグインを起動せず、素の状態で作業する形になります。
Core-i7 6700でメモリ16GBですが、CPU負荷の高さは感じますね。
そこはプラグインである以上仕方ない部分ではありますが。

あ!
アナライザー付きの外部デバイスが出たら面白そうです。
RMEをリファレンスにしていると聴いたので共同で作ったりしないかなぁ?なんちゃって。


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ヘッドホンキャリブレーションのみのものもあります→こちら

度々の修正申し訳ございませんでした。ご意見や質問などはツイッターで受け付けております!


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MazQ 音楽未経験のオーディオオタクからDTMerに転生。ブログ「デカい音とウマい飯」を発信中⚡ エンジニア的角度からいつも音を探求しています。Bootleg/Remix/Mix/StemMastering Contact⇨mazq.music@gmail.com
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